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Home > 重点事業 > 日本語競試大会 > 競試大会 24回
李演勳

広島研修のおわりに

  今回の広島研修は、受験生活に疲れていた僕には一筋の光のような存在であった。毎日学校―塾―家の繰り返しで暮らしていた僕に、突然旅立つということは、唐突だが同時に待ちわびていたことだった。

  僕は地方に住んでいて、朝の空港での集合時間に間に合うように前日にソウルへ向かった。次の日、8月1日、待ちに待った研修の当日、仁川空港から福岡へ飛んで行った。前の日までは台風の影響で雨が降り続き、心配していたが空は飛行機の出発時間になると晴天で僕らを出迎えてくれた。福岡に到着し、博多駅へ移動して新幹線で広島へ向かった。以前にも何回か日本に旅行に行ったことはあったが、広島は初めてなので、多くの期待感を抱いたまま本格的な研修が始まった。

  1日目には広島側の理事長にお会いし、ホテルで色んな方々から歓迎を受けた。あと夕方には日本の伝統文化の一つの鵜飼いを見た。鵜飼いは鳥を操って鳥が漁を行う日本の古典漁法で、現在までに広島の三次を含む日本の何か所で受け継がれてきているという。

  2日目には三次ワイナリー、美術館、人形博物館など、日本の伝統文化を享受することのできる日程だった。また、三次というところの歴史に関わりのある遺跡など歴史的な部分までも学ぶことができた。

  3日目には、広島市から船に乗って宮島を訪れた。多くの人が「日本の風景」と言えば地名は知らなくても、宮島のランドマークともいえる厳島神社を訪ねた。当時神社が工事中で、完全な姿を見ることはできなかったが、将来工事が終わればもう一度行ってみたいと思った。

  4日目には広島平和記念資料館を訪れた。原爆投下当時の状況がそのまま展示されていて、核兵器の危険性を喚起するところだと感じた。多くの人がこの場所を訪れ、当時の状況を直接見たらいいと思った。

  このように、一般的な観光では体験しがたい経験も多く、歴史的な面からも学ぶところが多く、充実した時間だと思う。上述したように、ずっと受験生活に疲れていたときに参加した研修なので、出発する前にも、研修の当時にも日本にいることに実感がわかなかった。しかし、すべて終わった今振り返ってみると、とても楽しい5日間で、「もっと楽しめたらよかった」という心残りする研修でもあった。実は日本の大学を目指して勉強していた僕は研修の前、ちょっとしたスランプで勉強に疲れ、前に進む原動力を失われた状態だった。しかし、今回の研修が自分をもっと発展させ、前に進んでいけるモチベーションを与えたと思う。このような機会に感謝し、これからも自分の残り僅かの目標に相応しい人になるために、より頑張る人になりたいと思う。

安帠姝

忘れられない広島の夏

  コロナと言う厳しい状況を乗り越え、4泊5日間の広島語学研修に行くことになりました。生まれて初めて日本に行くのでとても楽しみでした。家族でない人と海外に行くのは初めてだったので、上手く適応を出来るか一方では心配にもなりました。しかし、一緒に色んな体験をして笑って騒いで、良い友達になれました。新しく付き合った友達と一緒にした広島旅行はとても楽しかったです。

  広島に行った初日、私はとても気になっていた新幹線にようやく乗りました。新幹線で親しくなった友達とお弁当を食べるのはとても楽しかったです。広島駅に到着した私たちは理事長に会いに行きました。療養所でお会いした理事長は、私たちに冗談も言うとても面白い方でした。初日の夕方には船に乗って鴨で魚を釣る釣り方を見ました。暑かったですが、あの日の夕方の空はとてもきれいだったし、友達と一緒にした花火も楽しかったです。予想とは違って初日から友達ととても楽しく過ごせて楽しかったし、そのように広島での初日は無事に終わりました。

  二日目、私たちは三次市のワイン貯蔵庫へ行きました。三次市でしか使えない3千円分の貨幣を小遣いとしてもらって、そこだけの特産品を買いました。その後は奥田元宋・小由女美術館へ行きました。そこで見た展示された絵はとても美しかったです。「このくらいの大きさの絵をどう描いたんだろう?」と思うほど絵はとても大きかったです。そして私たちが行った時に進行中だったアトム展示も見ました。その後、ホラー展示館にも行って、色々な妖怪やホラー関連の作品を見ました。また、もののけ博物館に行って色んな妖怪たちを見て絵を描くとその絵がよみがえる体験もしました。二日目の最後の日程は人形博物館でした。色々古い人形を見たのですが、あまりにも具体的に作られていて、少し鳥肌が立ちました。ついに三次市から広島市に移動して、夕方に広島式お好み焼きを食べに行きました。広島式は初めて食べましたが本当においしかったです。その日日程が終わって時間が残って市内に行ってもいいと言われて市内に出て色んな所を歩き回ってぜひ撮ってみたかったフリクラも撮りました。二日目はたくさん歩き回って大変だったがそれでも本当にやりがいがあって楽しい一日でした

  三日目、私たちは宮島に行くことになっていて船に乗りに行きました。あの日は天気がとても良かったので船から眺めた空もとても美しかったです。宮島に入っておまもりも買っておみくじもしてみました。ところが、おみくじから凶が出て、それを防ぐためにそこに縛って出てきました。そして宮島で自由に歩き回りながら商店街も見回したりプレゼントも買いました。宮島の建物は日本の伝統様式だったのでとてもきれいでしたが、頭がぼうっとするほど暑くて少し大変でした。お昼ごはんを食べた後は宮島にある水族館に行ってアザラシショーも見て、いろんな種類の水中生物も見ました。水族館の観覧を終えた後にはまた船に乗って出て韓中日食堂に行って色々な種類のメニューも食べました。その日は日程が早く終わって運転手さんが私たちを市内にすぐ降ろしてくれました。そのおかげで本当に行きたかった本土のアニメイトも行くことができました。私は5日間の日程の中でこの日が一番楽しかったです。

  広島を観光する最終日だった4日目は、宿のJMSアステールプラザのすぐ近くにあった広島平和記念公園と記念館に行きました。そこで原子爆弾の危険性をもう一度感じ、それによって犠牲になった多くの人々をもう一度考えてみて、二度とこのようなことが起きなかったらと思いました。また、船に乗ってそこを見回しましたが、その当時の建物も見ながら、もどかしさを改めて感じました。その後は広島の市内で昼食を食べて自由時間を持ちました。色々行ってみたかったところも行って、充実した自由時間を過ごしました。午後には広島イオンモールに行って自由にショッピングをしました。 本屋にも行って、韓国にいる知人たちにプレゼントするおやつも買って、グッズも買って楽しく過ごしました。夕食は肉バイキングに行って好きなだけ注文して食べましたが、本当においしかったです。日本で過ごす最後の夕方なので、4日目の夕方には広島に住んでいる日本人の友達にも会いました。交流会がコロナのせいでキャンセルになって日本人の友達と会うのは今回だけだったので楽しく遊びました。

  いよいよ帰る5日目、私たちはホテルを出て、また福岡空港に向かって新幹線と地下鉄に乗って移動しました。まだ日本に来た初日のようでしたが、もう帰るという事実が信じられませんでした。

  韓国と日本はすぐ隣に位置しながらも国家的に仲が良くないということは皆知っている事実です。しかし,日本に行って会ったすべての人々は本当に親切で偏見なく眺めてくれました。今度私たちが日本に行ったように日本と韓国、両国の人々がお互いに交流してお互いを理解しようと努力すればきっともっと良い影響を生んで両国間の関係も少しずつ回復できると信じています。このような点を考えながら、今回の広島語学研修は色んな意味で決して忘れられないと思います。 広島での日々は私にとって本当に楽しくて幸せな思い出を残してくれました。いつか今度広島に一緒に行った友達ともう一度広島に行けるのを楽しみにしています。 そして来年の春に会う日本の友達に会えるのを楽しみにしています。日本に行けて本当に嬉しかったです。

申恵元

とても幸せだった五日

  「たぶん、私は行けないだろうな」と落ち込んだままスヌン(韓国の大学入試試験)だけを向けて走っていた私は本当運良くも四年ぶりに日本に行けることになりました。高校生としての最後の夏を日本で過ごせるという嬉しさに受験勉強も広島の研修を楽しみながら頑張れました。広島の研修が近づくほど「本当に日本に行けるのか?」と実感がわかず、期待を寄せて、研修の前日には寝れなくて夜が明ける頃にやっと眠れました。

  1日目は仁川空港から福岡空港に向かう飛行機に乗ることから研修が始まりました。広島行きの直行便がないので、福岡空港に到着して駅弁を購入し、新幹線に乗って広島に移動しました。 今まで日本に来たことはありますが、一度も経験したことのない駅弁はアニメの中に入ったような感じがしました。そうやって着いた広島は、のどかな空が私たちを迎ていました。曇って涼しい天気が続いた韓国で、のどかで蒸し暑い日本の天気は少し慣れるが難しかったです。でも忙しくあっちこっちを訪ねて、日本に来たことに多くの歓迎をされて本当に嬉しかった記憶があります。この日の夕方には本当に不思議な体験ができましたが、鵜飼という三次伝統の魚釣りでした。ピンク色の夕焼けと漁の船、そして人々の笑い声が今でも鮮明に思い出されます。

  2日目は広島県三次市を発ち、広島市に発つ前に三次ワイナリー、美術館、ミュージアム、人形館を訪ねました。特に一番記憶に残っているのはアトムの作家である手塚治虫の特別展示会を見ることができたのですが、彼の生涯を見て何でも頑張る人には成功がついてくるしかないと思ったことです。その次に記憶に残るのは人形館での人形たちですが、人形たちが本当に指先まで繊細な作品として感銘を受けるしかありませんでした。このように三次での観光を最後に私たちは広島に向かいました。この日の夕方は広島の名物、通常「広島焼」とも呼ばれる広島風のお好み焼きを食べに行きました。韓国で食べたお好み焼きとは違う、本当の本場の味を感じることができました。

  3日目は日本の3景の一つである厳島に行きました。受験生活の中で久しぶりに感じる海と海の香りにときめきがいっぱいでした。残念ながら、美しいと有名な厳島神社の鳥居は工事中でしたが、海と似合う赤い神社の姿は本当に美しかったです。一緒に研修に行った友達とおみくじを引いて、凶、普通、吉などお互いのおみくじを見ながらたくさん笑いました。そして島を回りながらたくさんの食べ物や可愛い飾り物、そして鹿たちを見ていたら時間がとても早く過ぎた感じがしました。このように宮島を見回してから宮島水族館に行きました。たくさんの海洋生物を見ながら癒されるような気がしました。美しい宮島観光を終えた後、餃子、ホルモンラーメン、汁無し担々麺、麻婆豆腐、カキフライなどご馳走を楽しんだ後、3日目の日程は終わりました。

  4日目は平和公園に向かいました。過去の広島の辛い歴史を知り、罪のない民間人、そして我々の先祖の痕跡まで見ることができました。「歴史で日本を眺めるにはいら立つ、息苦しい歴史が多いが、これを無視するより対抗できる力を育てなければならない」、「戦争は再び繰り返されてはならない」などをたくさん考えるようになる場所でした。そしてイオンモールに寄ってショッピングをして夕方には焼肉を食べに行きました。本当に美味しかったです。実は牛タンがあまりにも高い部位なので牛タンが一番美味しいんじゃないのかなと思ったのですが、カルビが一番おいしくてびっくりしました。(笑)

  5日目はpcr検査などで観光よりは入国準備で忙しい一日を送りました。

  5日、短いといえば短いし長いといえば長い日々を過ごしましたが、広島でいたこの日々を決して忘れることができないと思います。高校最後の夏休みの最高の思い出だったと思います。そして日本でガイドをしてくださった方々に会って母国に誇りを持って紹介する仕事を私もいつかはしたいと思いました。とても幸せで、また戻りたい5日でした。

金憘衍

初めての日本

  わたしは今まで海外旅行をしたことがなく飛行機も一度も乗ったことがありませんでした。
  ですが2022年、高校1年生の時、日本語学力競試大会で良い結果を取り初めての海外旅行をしました。他の国でもない自分が一番好きで行ってみたかった日本へ行ってきたのです!
  日本の広島という地域で4泊5日間、自分が思ったこと、感じたことを全部語ろうと思います。

  1日目は三次市というとこでいろんな経験をしました。ゆめランドですごく美味しいご飯を食べましたし、鵜飼を見たり、花火もしました!そこで一番良かったのは鵜飼でした。虫が多すぎて少しは船から早く出たいとも思いましたが船から見える赤い橋がすごくすごく綺麗でした。鵜飼をしているのをみるのももちろん楽しかったのですが自分的に鵜飼よりはその赤い橋が一番印象的でした。

  2日目は美術館と、妖怪博物館、人形館等を行って、お好み焼きを食べました。美術館で大きくて赤い絵の作品を見ましたが、その作品に一目惚れしてずっと見つめていたのが未だに思い浮かびます。作品の名前を忘れちゃってしまったのがすこし残念ですが今までみた美術で一番美しい作品でした。妖怪博物館は怖い妖怪もたくさんありましたが結構可愛い妖怪もありました。人形館ではあんな風に繊細な人形を作れるのが凄すぎると思いました。夕ご飯で食べたお好み焼きは本当に美味しかったです!お好み焼きも美味しかったのですが店の雰囲気がすごく好きでした。本当に楽しい時間でした!

  3日目は一番楽しみにしていた宮島に行きました!フェリーであたる風が気持ち良くて海も綺麗でした。水族館ではいろんな魚とペンギンとかいろんな生物を見ました!クラゲが特に可愛いかったです。宮島は暑すぎましたが一番思い出が残る所でした。

  4日目は広島原爆博物館を行って、ソレイユでショッピングもしました。夕ご飯は焼き肉食べ放題でした!博物館ではいろんなことを感じ、たくさんのことを考えました。まだ自分では全部理解できませんでしたが本当に良い経験でした。ソレイユでは人形とか、アクセサリーとか可愛い商品をいっぱい買いました!ショッピングが終わってからは焼き肉食べ放題店に行って美味しい焼き肉をお腹いっぱい食べました。日本で食べたものの中で一番美味しかったです。

  5日目は帰国の準備をして、コロナの検査を受けたりしました。問題なく無事に帰国ができました!

  私は今回の研修旅行で本当にたくさんのことを感じ思いました。自分の進路もはっきりと決めることができました。これからも私は勉強を頑張って自分の夢のために努力し続けたいと思います。ありがとうございました!

李蓮實

楽しかった広島研修旅行

  韓日協会で主催する全国中高生日本語学力競試大会で受賞して広島に4泊5日間研修旅行をしてきました。ドキドキする気持ちを抱いて福岡行きの飛行機に乗りました。コロナの煽りで広島行きは運行していなかったため、福岡に到着した後博多駅で新幹線に乗って広島に行かなければなりませんでした。新幹線の中で駅弁を食べながら広島駅に向かいました。約1時間が経て広島駅に到着すると広島国際交流センターの理事さんが私たちを迎えてくれました。バスに乗って安芸高田市に位置している療養所に訪ねて理事長のお話を伺いました。その後に1日目を過ごす三次市に移動しました。三次の全景を見て小さくて綺麗な都市だと思いました。三次グランドホテルでの歓迎会を終えて夕ご飯を食べた後鵜飼い体験をしに行きました。 鵜という鳥を訓練させて鮎を捕まえさせることで、韓国では見たことのない新しく感じられる伝統文化でした。体験が終わって私たちで花火もしました。そして三次で幸せに1日を過ごしました。

  2日目も三次で過ごしました。三次ワイナリーに行って特産品を買い、奥田元宋小由女美術館に行って美術品を観覧しました。アトムの作家である手塚治虫の特別展もやっていました。その後風土記の丘に行ってキュレーターの説明を聴きながら遺物と古墳を探索しました。妖怪とホラーを収集するコレクターのコレクション展示もしていて今までコレクトしてきたものたちを観ました。そしてもののけミュージアムというところに行って妖怪と怪物に関する展示品を観覧しました。人形館に行って日本の人形たちを観てから広島市に向かいました。三次市とは違って、広島市は都市的ながらも高い建物の間に川が流れていて調和してる感じを与えてくれました。宿にチェックインして広島式お好み焼きを食べに行きました。広島式お好み焼きは一般のお好み焼きとは違って焼きそばがのせていました。みんなで乾杯をしてオレンジジュースを飲みました。お好み焼きが美味しくてみんな笑顔で食べました。

  3日目は宮島に行きました。宮島口からフェリーに乗って約10分間移動して宮島に行きました。 宮島は海の上に浮かんでる厳島神社が有名な島です。船着き場で降りて少し歩くと神社が見えてきました。厳島神社は海の上に浮かんでる鳥居である大鳥居が有名なのですが、工事中だったので大鳥居を観る事はできませんでした。惜しい気持ちを後にして100円を出しておみくじを引いてみました。中程の運勢である吉が出てきました。運勢に満足して宮島水族館に向かいました。アシカライブを観覧してペンギンと写真を撮りながら楽しい時間を過ごしました。商店街で宮島名物の紅葉饅頭も買いました。暑くてむしむししてて歩くのに大変なこともありましたが、広島の観光地に来ることができて幸せでしたた。

  4日目にはまず広島平和記念公園に行きました。展示館に行って原爆と原爆による被害者に対する展示を見ました。 原爆の恐ろしさが分かりました。その次、韓国人原爆犠牲者慰霊碑があるところに行って黙祷をした後、広島市内を観光するためにクルーズに乗りました。広島の川の上をうろうろしながらガイドの説明を聴きました。涼しい風に吹かれながら広島の川を横切る気分は、とうてい言葉にできませんでした。 原爆ドームの前で団体写真を撮って、路面電車に乗って昼食を食べに八丁堀に行きました。 サイゼリヤというファミリーレストランで昼食を食べて自由時間を過ごしました。友達とゲームセンターに行ってプリクラを撮りながら遊びました。自由時間が終わって買い物をするために府中にあるイオンモールに行きました。 そこで一番印象深かったのは書店でした。韓国と違って書店の規模が膨大な気がしました。色んな種類の本と雑誌、アルバムなどを売っていました。ショッピングモールが本当に大きくて見物するだけで2時間があっという間に過ぎました。見物が終わってぐりぐり家という焼肉屋で肉を食べました。食べ放題だったので好きなだけ注文することができました。肉をいっぱい食べて元気を取り戻しました。

  いろんな体験をしてみると、この旅行もいつの間にか最終日を迎えました。慣れ親しんだ広島とも別れなければなりませんでした。悲しみを後にして博多駅行きの新幹線に乗りました。福岡空港から仁川行きの飛行機に乗って日本を発ちました。

  今回の旅行は私にとってとても印象的な旅行でした。韓国と日本の文化の違いを教えてくれたし、日本の良いところもたくさん知りました。私たちを導いてくださった関係者の方々とも良い思い出をたくさん作りました。皆さんにありがたく思っています。機会があればまた広島に行きたいです。 本当に楽しかったです。

李世恩

日本の空の下で

  私は5日間、私にとっては初めての日本旅行である広島研修旅行に行ってきました。交通手段を利用したり多様な場所を訪問しながら楽しくて良い経験をたくさん作りました。ただ見ることばかりだった日本を直接自分の足で歩き回ることがとても楽しかったし期待したより面白かったです。私の場合は日常で勉強するために使う日本語以外には日本語をよく使わないですが今回の旅行で実際に必要な状況に日本人と話するために日本語を使ってみる経験を初めてしてみました。最初は慣れていないし速い言葉に慌てましたが、時間が経つほどだんだん慣れていく私の姿を見て「百聞は一見に如かず」という言葉が本当だと思いました。日本の中で移動しながら電車、地下鉄、そして新幹線に乗りましたが、私はそれが日本の雰囲気を一番よく感じることができた経験だと思います。特に新幹線ではドラマやアニメでしか見たことがない駅弁(汽車駅で売っているお弁当)を食べたことが本当に面白かったです。日本であった経験一つ一つが私には初めてだったことが多いです。経験を大切に思う私には今回の研修旅行が本当に価値のあった旅行だと思います。

  日本の風景は本当に美しかったです。たとえ天気はとても暑かったですが、その蒸し暑さをたまに忘れるほど空がきれいでした。特に広島県の三次市は都市とは少し離れているせいか、まるで漫画の中に入ってきたような気がした風景でした。低い伝統家屋や住宅が集まっている風景も見ましたが、まるで「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」のような漫画に出る町のような感じがして不思議で美しいと思いました。

  広島に着いた日の夕方に私たちは鵜飼というのを見に行きました。「鵜飼い」は鵜を利用して釣りをする伝統的な釣り方ですが、川で船に乗って鵜たちが魚を捕ることを見ました。その日鵜飼いが終わった後は川の方で小さな花火もしました。個人的には日本でぜひやってみたかったことなのですごく楽しかったです。

  二日目には多様な博物館や展示会を歩き回りました。美術館、妖怪博物館、人形博物館などに行きました。特に妖怪博物館にあった模型や資料などが不思議でした。この日の夕飯はお好み焼きを食べましたが、私は韓国でもお好み焼きを食べたことがなかったのでとても期待していました。バスで移動するときに広島式お好み焼きと大阪式お好み焼きが違うという話も聞きました。お好み焼きは私の期待よりはるかにおいしかったし、鉄板の上で調理する過程を見物するのも楽しかったです。

  三日目には宮島という島に行きました。宮島には鹿たちが自由に歩き回りましたが、韓国では見られない景色を見て本当にびっくりして不思議でした。宮島では有名な神社である厳島神社に行って、おみくじもやってみて、お守りを買いました。また水族館にも行きましたが、様々な水中生物を見ることができました。

  四日目には広島に行くと欠かせない場所である平和公園と原爆ドームに行きました。史料館では広島で爆発した原子爆弾がどれほど大きな被害を及ぼしたのかも見て、原爆ドームにも行って直接見ました。大きなショッピングセンターであるイオンモールも行きました。この日の夜は焼肉を食べました。牛タンをこの時初めて食べたんですが、すごくおいしかったです。食べ放題だったので、同じテーブルのメンバーと好みで注文して、本当にお腹いっぱいになるまで食べました。

  最終の日は移動で忙しかったですが、帰り道にも美しい景色を見ながら研修旅行を終えることができました。他のどこでもできない大切な経験でした。