��ȸ�ֿ���

Home > 重点事業 > 日本語競試大会 > 競試大会 21回
崔成宇

日本を撮る

  私は旅行に行くたびにカメラを持って行き習慣があって、‘カメラマン’というあだ名を持っている。そのあだ名の通りに私は写真を撮ることが好きで、今回の広島研修を楽しみにしていた。そして私は今回の研修を通じて‘日本’という国の多様な面を撮影し、日本の美しさは思ったよりずっと色んなところにあるんだということに気づいた。今から私はそれを少しでも紹介していこうと思う。

  日本は夏空が美しい。島国であるせいか、日本の夏空は積乱雲が発達している。広島城の天守閣に登って見渡した広島の街並みと積乱雲はカメラで撮り切れないほど美しかった。まるで新海誠監督の出てきそうな青い、壮大な夏空と、せわしなく走る車と路面電車の姿が印象深かった。

  日本は光が美しい。研修期間中、広島は梅雨明けの期間であったため、びっくりするほど暑かった。にもかかわらず、肌はあまり焼かなかった。多分これは日本の太陽光が炎天ではなく、温かい木漏れ日のようだったからなのであろう。高い気温のせいで汗が止まることなく服を濡らしたが、それに比べ日当たりがあまり強くなかったおかげで、宮島の鹿の黒と光明院の赤、そして大成院で見た風鈴の透明さをそのままカメラに入れることができた。

  何よりも、日本は人々が美しい。日本の生徒たちが研修期間ずっと一緒にいるとは思ってもいなかったため、少しは心配になったりもしたが、もう少し積極的に話すと仲良くなることができた。このように今回の研修期間中あった人たちは皆親切だった。大切で、長い付き合いをしたい人たちだった。私は、彼らの姿を撮りながら新しい夢を持つようになった。
  それは日本一周だ。日本全国一周をしながら新しい人々と出会い、彼らの写真を撮りたい。もっと日本語をうまく話せるようになり、写真をうまく撮れるようになったら、旅立ちたい。その時、多分この研修を思い出すだろう。そして、多分広島に向かうようにあるのではないかな。

   三日目には和式庭の縮景園を散歩し、ローカル企業のメリーハウス八千代を見学した。縮景園では美しい景色を楽しんで、和風の家屋で茶道の体験もした。茶菓子を食べたり、直接抹茶を作って飲んでみたりした。深き味わいは格別だった。メリーハウス八千代ではホスピタルと介護施設などを見学した。今年新たに開院したという施設は地域住民のHUBみたいに設計されていて印象深かった。

  夕食は企業主催のビアーガーデンでご馳走になった。地域の住民の方々と交わっておいしい祭り風の食べ物をたくさん食べられた忘れられないひと時だった。四日目には世界文化遺産の宮島に行った。私は特にこの日、雲の上に浮かんでいるかのような心で宮島へ向かった。相変わらず暑苦しかったがそれに劣らず自分が宮島自体に感じていた楽しさと好奇心も強烈であった。水族館でも純粋に楽しい時間が過ごせた。厳島神社でお守りを買い、彼の有名な鳥居の前でみんなで写真を撮った。自由時間には、宮島随一のスタバにもよって、紅葉まんじゅうや杓子などを売っていた商店街や、浜辺を駆け回って甲斐のあるひと時を過ごせた。
  ところどころに棲んでいるシカをほほえましく見つめたりもした。宮島で過ごせた一時は絶対に忘れはしないだろう。ぜひとも再び訪ねたいと願った。その後は広島府中のイオンモールで浮かれたまま買い物したりして地元民になったような気分を満喫した。その日の夜には寄せ書きをし、線香花火もした。線香花火は実際手に取って遊んでみるととても楽しく、愉快になった。最後の夜を飾ってくれた。

  今回の広島研修は’私の日本’というアルバムに色とりどりの色彩を添えてくれた。決して消し去られることのない、厚くて美しい彩を。自然や日常の景色の何もかもに感心してみたり、大切な縁を結んで、新しい人々とさりげなく付き合って、また歴史と平和について考えさせられる大事な日々だった。四泊五日は名残惜しくも矢のようにはやく流れてしまったが私は決して広島での日々を忘れはしないだろう。ぜひ、この思い出を胸に刻んだまま再び訪れるいつかの日を待っていたい。

張翰娜

人々を繋ぐ橋

  2019年7月31日から8月4日まで、4泊5日という長くて短い時間の広島研修旅行で私は多いことを学んだ。日本という国には何回か行ってみたが私と同じく日本語に興味を持っている友達と一緒に行く旅行は初めてで新鮮だった。初めて会った時にはお互いの名前もよく知らなくてとてもぎこちなかったが、一緒に色んなものを食べて、遊んで、話すうちにみんなと仲良くなった。歳もそれぞれ違うしもちろん住んでいる地域も通っている学校も持っている夢も違うけど、日本語が大好き、という一つの大きい共通点を持っていて、みんなと友達になれたと思う。

  放送局見学, 女学院学生との交流, 茶道体験, 療養病院見学など, ただの家族旅行だったらできなかったはずの独特な体験ができて嬉しかった. ガイドの方々の説明はいい話ばかりで, 本当に細かいところまで教えてくださった。感謝の気持ちをお伝えしたい。色々な場所を訪問し、さまざまなものを見て, 聞いて, 感じた。全部良い所だったけどその中で特に印象に残るいくつかの所についてもっと書いてみようと思う。

  メリーハウスという療養病院に見学に行って来た。最初の印象は周りの景色が美しい、ただすごく広いところだったが、それだけではなかった。普通療養病院や療養施設といえば社会と完全に断絶されていて,なんか簡単に近付くことができないイメージがあるが,そんな固定観念を破って入居者の方が感じるかも知れない寂しさを減らすために外部の人の出入を許可して入所者の外部との接触が増えるということがものすごく驚きだった。他に, 各層のインテリアを異にする,様々な活動を行うなどのやり過ごしがちなところまで細かく配慮して考慮したのが感じられる素晴らしいところだった。

  第四日には広島女学院学生たちとの交流会を行い,学校内部を見学する時間を持った。生徒たちと何の主題で話せばいいか分からず,もし韓国に対してよくない感情を持っているのではないか心配になったが,話をしてみたら,お互いの国の文化に関心を持っていて,知りたいことも興味も多く,楽しく時間を過ごした。交流が終わり、学生たちと挨拶をする時は本当名残惜しくて,学校が見えなくなるまでずっと手を振った。
  日本と韓国。 歴史を考えると絶対に親しくなれない、好きになれない国だが、私たちは今現在を生きている。 K-POPに熱狂する日本人がいて,日本の文学を愛する韓国人がいる。文化と言語は人々をひとつにつなぐ長くて大きな橋だと思う。 国籍が違っても,話す言語が違っても友達になれるのか。韓国人と日本人も仲のいい友達になれるのか? ずっと前から持っていたこの問いの解答を,私は今回の研修を通じて得た。

洪国永

真夏の広島

  数ヶ月前、私は運よく広島研修に参加できる機会を得ることができました。そうやって、高校生としての最後の夏、私は広島に行くことになりました。もちろん、研修が目前まで近づいたころ、世間は大人たちの事情で色々と穏やかではありませんでしたが、それでも問題なく日は訪れ、無事に始まりの一歩を踏み出すことができました。
  以前にも日本に行ったことは2回ほどありましたが、その時は全部冬だったので、夏に日本に行くと言うのは今回が初めてでした。それで以前から日本の夏は蒸し暑いっと聞いてきたことから今回の研修は体力的に易しくはないと予感だけはしていました。

  そんな予想を抱いたまま、福岡空港をでた時には「なんだ、韓国と大差ないんじゃない」と思ってすぐに思っていました。ワタシは日本の10時と韓国の3時と言う時間的な問題は全く考慮をしなかった短編的な解釈で勝手に安堵に浸っていました。広島市内に着き、バスに乗り換えRCCに寄ったあと、すぐそばにある広島城に移動することになりました。
  RCCから出て、広島に降りそそぐ強い太陽の光を突ききりながら広島城を見巡るために日焼け止めを塗っていたら、何か妙なことを感じ始めました。背中からは凡なざるくらいの汗がながれ、湿っぽくなり始めるズボンから広島の本格的な暑さを望まなくても実感できるようになりました。幸いなことに、広島城を見巡った後は直ちに宿に行ったので無事、広島での1日目の日程を終えることができました。

  2日目、午前の日程に予定されていた宮島に行くために宿を出ました。あいかわらず眩しい日差しに、太陽が1日くらいはのんびりしても良くないかと考えても見ましたが、そんな思いを知ってくれるわけもなく、太陽は今日も平常運転でした。船に乗り、宮島について,海の蒼さに囲まれた宮島巡りを始めました。昨日の経験を教訓にして、日傘代わりに、持ってきた傘をさしてみましたが、せいぜい日差しだけで解決できる問題ではないとしみじみと感じました。
  何時間の間島を巡りながら、大きな都市ではないところでこそ感じられる雰囲気や、綺麗な海や島の風景も印象に残りましたが、何よりも宮島で一番印象深かったのは外でもない、シカでした。なんの下調べもなく行ったところで、突然その奇妙な生き物を見た時感じたのは、驚きでもなく、似合わなさそうな生き物が自然に歩き回って、うつ伏せている姿に一周回ってすごいだと言う考えまでいたったほどでした。

  3日目、今日の日程は縮景園から始めました。日本の庭園には他のものに比べると、そんなに興味があるわけでもなく、ただ門外漢だけなので、あんまり感じることも得ることもなかった気がしました。その後には縮景園の中で茶道の体験をしました。茶道はもとから家でも抹茶の泡をたてるなど、少しくらいはやったことがありましたが、駄菓子とか、道具まで全て揃ってやるのは今回が初めてでした。その次は老人ホームのメリィハウスに行きました。どのベッドからでも外が見れるように作られた部屋や手すりの位置を変えられる風呂場など高齢の入所者を配慮したインテリアが印象深かったです。

  4日目、今日がこの広島研修の中でも一番忙しかった1日だったかもしれません。午前から、黄金山、マンガ図書館、平和記念公園など、いろんなところを動き回って、本当に忙しかったです。でも、昼ご飯を食べた商店街が実は前に見たアニメに出る聖地だったとか、日本の学校に見て回ってみるなど、色々と特別な経験ができたので、私個人的には今日がこの研修の中で一番記憶に残った日かもしれません。
  あと、夕食に行く前に買い物をする時に、前まではほとんどの店員が私のことを外国人として対応していましたが、その時だけは学校の制服を着ていたせいか、まるで日本人のように接していました。外国で学校の制服を着るなんて思いもよらなかったんですけど、それを実際にすることになって、本当に不思議な体験ができました。

  5日目、最後の日は宿を出てすぐに空港に向かって韓国に戻るだけのことだったので、何もかもがあっさりと過ぎ去っていました。
  今回の研修では普通の旅行ではできない不思議な経験ができました。特に作家を目指す私としてはまるで作品のロケーションハンティングをするように広島という行ったことのない新しい町を見巡りながら、もっとリアルなありのままの経験ができてとても有意義な時間でした。私はいつか、この経験が私の夢のための糧になるとそう信じています。

宋旻倞

色んな経験を作ることができた広島研修旅行

  思ってもいなかった賞を貰って、広島研修旅行に行くことになりました。
  私は広島に一度も行ってみたことがないし、原爆について興味があったので今回の広島研修旅行を通じて広島に行ってみるのはいい経験になると思いました。広島での四泊五日間は本当に暑い時もあったし楽しい時もありました。

  1日目、博多空港に到着後広島に行くために新幹線に乗りました。新幹線に乗るのは初めてでした。予想していたよりも広島に到着が遅くなってしまい、RCC放送局での昼食が遅くなりました。丁度お腹が空いてたのでお弁当は凄く美味しかったです。
  食後、RCC放送局の見学もしました。多くの放送装備やアナウンサーの方が見られて楽しかったです。見学後、RCC放送局のすぐそばにある広島城にも行きました。広島城に入るまでは暑かったけど、広島城で広島の景色を見てたらあっという間に涼しくなっていました。

  2日目、観光名所で有名な宮島へ向け出発しました。宮島の観光名所を見学しながら食べてみたかった日本のかき氷も食べました。厳島神社は本当に素敵でした。見学が終わった後、自由な時間に友達とアイスとおでんを食べて、昼食は私が一番大好きな抹茶ともみじまんじゅうを食べました。宮島の観光後、駐広島大韓民国総領事館に行って駐広島大韓民国総領事館がすることや色んなことが分かって勉強になりました。夕食はお好み焼き物語と言う所でお好み焼きを食べました。お好み焼きは美味しかったですが、食べる方法が難しかったし暑かったです。

  3日目、縮景園で茶道体験をして抹茶を飲んで和菓子も食べました。私は抹茶が大好きで普段から抹茶味のミルクティーやチョコレートなどをよく食べています。茶道体験は本当に良い体験になりました。昼食はうどんを食べてメリィホスピタルと言う所を見学しました。病院なのにホテルって言ってもいいくらいの豪華な照明や施設が印象的でした。その後、メリィハウスと言う有料老人ホームを見学しました。綺麗施設や気遣ったインテリアが気に入りました。

  4日目、広島研修旅行の最後の日は広島市内を散策しました。昼食は本通り店サイゼリアでナポリタンを食べました。昼食後、平和公園で原爆の怖さを感じました。広島女学院で交流会で日本の子達とお菓子を食べながら色々話しました。交流会の後にはソレイユで買い物をして焼肉も食べました。今回の研修旅行では良い思い出や経験が作れて嬉しかったです。